患者さんインタビュー

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―簡単に自己紹介を

K.Mさん(以降K.M) 私は副院長先生が勤務医だった頃から、もう20年のお付き合いをさせていただいています。歯槽膿漏の治療を受けたのが最初でした。

H.Mさん(以降H.M) KMの妹のHMです。私の場合は、なかなかよい歯医者さんに巡り会えず、やはり20年くらい前に姉からこちらを紹介されました。

Y.Mさん(以降Y.M)私は8年前から。前にかかっていた歯医者が荒っぽく、治療費も高いのが不満でした。

―何の治療を受けたのですか?

K.M 私は虫歯と歯槽膿漏でした。はじめは虫歯の治療で近くの歯科医院に行っていたのですが、適切な指導がなかったために歯槽膿漏になってしまって歯がぐらつく、食事がしにくい、別の歯に虫歯ができてくるといった具合でした。これではいけない、どうしようと思っていたとき、友だちが「いい歯科医師がいるよ」と紹介されたのが、ここの副院長先生でした。

―違いはありましたか?

K.M 大違いでした。ここに来てはじめて歯間ブラシがあることを教えてもらい、その使い方を根気よく指導してくれたのです。その頃は何度も何度も通院しなければなりませんでしたが、おかげさまで歯槽膿漏の状態はどんどんよくなってきました。今ではすっかり安定して、3か月に1回、メインテナンスをしてもらっています。

H.M 私は虫歯だったのですが、昔の歯医者は、虫歯を治療したり差し歯を入れたりするだけで、歯のケアについては無関心でした。私が虫歯以外にも異常があると訴えても「ああそうですか」という感じで受け付けてくれないことがほとんど。そういう応対に納得できず姉に相談したところ、教えてもらったのが副院長さんでした。

―すると、やはり歯間ブラシを?

H.M はい。まず歯ぐきの大切さを教えられて、歯間ブラシを使いなさいと。それからブラッシングでした。それはもう徹底的に1週間くらいブラッシング、ブラッシング、ブラッシング!(笑)。ブラッシングの基本を叩き込まれた感じです。「まずブラッシングをしてください。治療は歯がきれいになってからです」と、とても厳しい。でも、それは怖いのではなくて、親切から出ている言葉なんです。

―虫歯の治療はどうでしたか?

H.M それが「この歯とこの歯は抜きましょう」と言われてしまいました。でも私にとっては一度抜いたらもう生えてこない大切な歯です。私はショックを受けて、帰宅後に電話をかけました。「先生、どうしても抜くのはイヤなんです」と。すると即座に「わかりました、では抜かずにがんばりましょう」と言ってくれました。患者の訴えをちゃんと聞いて受け入れてくれたのは、白石先生がはじめてでした。

―Y.Mさんはどうだったんですか?

Y.M 私の場合は、はじめは家から近い歯科医院に行っていました。でもそこは治療費が高い上、どんどん歯を削っては「金歯にしますか?」と言うのです。そんなにお金はないし、どうしようと思っていました。しかたなく金歯を入れてもらったのですが、その歯が虫歯になって、ひどいことになってしまいました。

ここはH.Mさんに教えてもらってきたのですが、先生の目からすれば、私の歯は最悪の状態だったと思います。でも先生は、いきなり悪くなったところを削ったりしませんでした。「お口にトラブルがあるときは、とにかくブラッシングをきちんとしてください」と言って、歯ブラシの持ち方から教わりました。おかげさまで今では上手に磨けるようになったし、歯間ブラシも使えるようになりました。はじめてブラッシング指導を受けたときは感動しました。

H.M 歯ブラシの持ち方というのは歯の生え方によって違っていて、この歯にはこの持ち方でこの当て方をする、とすべて指導されました。教えられたとおりに磨いてくるのですが、その度に磨き方をチェックされて「ココとココに磨き残しがあります」と言われるのです。今度こそ磨き残しがあると言わせないように一生懸命磨いていくのですが、なかなかOKと言われません。次はもっと頑張って磨いていくという調子で、やっと100点をもらったときはうれしかったですね。

Y.M 歯よりも、歯ぐきとの間をきれいに磨いてくださいと言うんです。ここの指導は1日1回でいいから本気で磨いてくださいということで、そのとおりにやると私は30分かかります。歯ブラシは、3種類の歯間ブラシと2種類の歯ブラシの5本を使っています。

繊細で慎重な上に妥協をしない

―白石先生は、どういう人柄でしょうか?

K.M 副院長先生はとても繊細な感じです。イヤな思いをしたことは一度もありません。ほかの歯科医院は怖くてとても行けませんが、白石先生には安心して任せられるので、寝ていられるくらいです。院長先生は腕が素晴らしくて、麻酔注射のときなど少しも痛くないですね。

Y.M 荒っぽい歯医者は麻酔が痛いし、すぐに歯を削ったり抜いたりします。ここの院長先生は、絶対にそういうことがありません。差し歯をするときの調整もすごく慎重で、薄紙を噛ませて何度もカチカチ、カチカチ。「先生、もういいんじゃないですか」というくらいなので、でき上がってきた歯がぴったり合って、食事も楽にできるようになりました。そういうところは妥協しない先生ですね。

K.M この病院のことを言うとホメすぎてしまってウソかなと思われるかもしれませんが、ぜんぶ事実。だから20年も診てもらっているんです。

H.M 私は家が遠くて、車で60分くらいかかるのですが、副院長先生はいつも「遠いところから来てもらって大変ですね」と声をかけてくださいます。でも、私としてはちゃんと治してもらえるのだから、遠いことなど関係ないと思っています。

Y.M 一番うれしかったのは、前歯を治してもらったときのことです。私は、子どものときに少し前歯が出ていて、それを気にしているというお話をしたのです。すると、院長先生は「それをきっちりと治そう」と言ってくれて、差し歯を入れました。すると、何だか口元が落ち着くような気がするのです。確かにもう前歯は出ていないけれど、それだけではないと思いました。そこで鏡を見てみたら、本当にきれいな口元になっていて自分でも驚きました。何とも言えない自然な口元なのです。 それから仕事で色々な人に会うと、何人もの人が「きれいな口元をしていますね」と言ってくれます。これは、先生からいただいた最大の喜びです。女性として生まれた私にとって、いちばん大きな喜びです。